印刷と出版の鉱脈社

鉱脈社ロゴ

白い紙に初めて記す感動を大切に《いのち》を受け継ぎ、育み、受け渡そう。

宮崎を表現する地方出版社です




TOP
鉱脈社

鉱脈社BOOK

再生・照葉樹林回廊

森と人の共生の時代を先どる

商品コード:009636

関連カテゴリー

歴史・地誌・史話

環境・自然・生物

みやざき文庫

かつて宮崎平野をとりまいて繁っていた照葉樹林。 それがどうして失われたのか。 藩政時代からの林業経営の歴史研究と、 自然保護運動のなかでの照葉樹林文化論との出会いをふまえ、 その再生を説く。照葉樹林回廊再生の意義を説き、展望を示す。


著者について

上野 登(うえの のぼる)。1926年 福岡県生まれ。1950年 九州大学経済学部卒。広島県立労働科学研究所 研究員。1952年 宮崎大学学芸学部 助手。1992年 宮崎大学教育学部定年退職 宮大名誉教授。九州共立大学経済学部 教授。1997年 九州共立大学 定年退職。 1968年 宮崎県山岳連盟会長(~84年辞任)。 1984年 「土呂久・松尾等の鉱毒被害者を守る会」代表(~92年辞任)。1997年 「アジア砒素ネットワーク(AAN)」代表。2002年 「綾の森を世界遺産にする会」会長。「経済地理学への道標」「地誌学の原点」「現代人のための風土論」「人類史の原風土 正・続」「世界システムの経済地理」「変貌する世界像」 共著 「台風災害の理論と実態」ほか18冊。 実態調査報告 「国有林の地元利用状況調査」ほか49件

在庫数が大変少なくなっております。

お問い合わせは下記までお願い致します。

お問い合わせフォームまたは

TEL:0985-25-1758/FAX:0985-25-1803

オンライン書店のご案内
※下記サイトにてもご購入いただけます。
amazonサイトへ
著者上野登
シリーズみやざき文庫 30
書籍JANコード

4860611144

1920061020009

日本図書コード0061
発行日2004-10-10
よみさいせいてるはこりどーる もりとひとのきょうせいのじだいをさきどる
初版
判型四六判
横幅*13.1cm
縦幅*18.6cm
背幅*2.6cm
重量*382g
(*)はおおよその値となります。
頁数356頁
製本様式並製
本体価格2,000円

目次

  1. はじめに
  2. 1部 宮崎県の国有林分布の南北格差
  3. 第一章 国有林と地域社会
  4. 第二章 各藩体制と国有林化の基盤
  5. 第三章 国林の南北格差と回廊的広がり
  6. 2部 拡大造林政策と自然保護運動の発生
  7. 第四章 拡大造林と天然林減少
  8. 第五章 大崩山のブナ林保護運動
  9. 第六章 中霧島有料道路問題と「照葉樹林」の視点の登場
  10. 第七章 私と照葉樹林文化論
  11. 3部 林政転換と照葉樹林文化運動
  12. 第八章 林政の転換
  13. 第九章 綾町の照葉樹林行政とシンポジウムの開催
  14. 第十章 ネパール・雲南からの視点
  15. 4部 地域に根ざして世界へ
  16. 第十一章 自然と共生する社会をめざして
  17. 第十二章 「綾の森を世界遺産にする」運動と回廊構想の提唱
  18. 第十三章 照葉樹林回廊構想
  19. あとがき