印刷と出版の鉱脈社

鉱脈社ロゴ

白い紙に初めて記す感動を大切に《いのち》を受け継ぎ、育み、受け渡そう。

宮崎を表現する地方出版社です




TOP
鉱脈社

鉱脈社BOOK

古代日向・神話と歴史の間

商品コード:009813

関連カテゴリー

風土・紀行

歴史・地誌・史話

みやざき文庫

男狭穂・女狭穂の被葬者は誰か?考古学の成果を記紀の世界につないで、古代史最大の謎がいま明かされる。宮崎の地から南九州、その先の海と大陸を望んで、中央(畿内)政権と拮抗しつつ、独自の社会を築いた首長たち。考古学の成果を駆使して、古代史の謎に迫る注目の書。


著者について

北郷泰道(ほんごう ひろみち)

1953(昭和28)年、宮崎県都城市生まれ 立正大学文学部史学科考古学専攻卒業 1980(昭和55)年度から、宮崎県教育庁文化課に勤務し、宮崎学園都市遺跡群発掘調査を担当。以後県内の発掘調査に従事。 1993(平成5)1994(平成6)年度、「西都原古墳群保存整備活用に関する基本計画」(1995年3月)の策定を担当。1995(平成7)年度、歴史ロマン再生事業による西都原古墳群の整備・活用事業を担当。1997(平成9)年度以降、埋蔵文化財係長として県内の埋蔵文化財発掘調査の調整に当たると共に、同整備・活用事業を総括。2000(平成12)年度から、西都原対策班主幹として西都原古墳群の整備・活用事業と西都原資料館再編整備事業を総括。宮崎公立大学非常勤講師・放送大学非常勤講師・宮﨑県立西都原考古博物館主幹 現在、宮﨑県埋蔵文化財センター副所長 主要著書等 『熊襲・隼人の原像――古代日向の陰影――』(古川弘文館、1994年)第5回宮日出版文化賞受賞、『西都原古墳群――南九州屈指の大古墳群――』(同成社、2005年)、『海を渡った日本文化』共著(鉱脈社、2006年)第17回宮日出版文化賞受賞、『古代日向・神話と歴史の間』(鉱脈社、2006年)、「北郷氏における中世城郭とその社会――山田城跡と自分史――」(『宮崎考古』石川恒太郎先生追悼特集号、宮崎考古学会、1992年)、「武装した女性たち」(『考古学研究』、考古学研究会、1994)など

在庫数が大変少なくなっております。

お問い合わせは下記までお願い致します。

お問い合わせフォームまたは

TEL:0985-25-1758/FAX:0985-25-1803

オンライン書店のご案内
※下記サイトにてもご購入いただけます。
amazonサイトへ
著者北郷泰道
シリーズみやざき文庫 50
書籍JANコード

9784860612467

1920021018008

日本図書コード0021
発行日2007-12-26
よみこだいひゅうがしんわとれきしのあいだ
4刷
判型四六判
横幅*12.9cm
縦幅*18.8cm
背幅*2.1cm
重量*341g
(*)はおおよその値となります。
頁数226頁
製本様式並製
本体価格1,800円

目次

  1. 歴史を散策する 序にかえて
  2. 序の章 「3対7の社会」その成立と展開
  3. 一 青銅の神を仰がず
  4. 二 第3の弥生文化
  5. 三 果実の中味
  6. 四 転位する結実
  7. 五 海に開く南九州
  8. 六 海を行き交う
  9. 1の章 古代日向・考古学の散策道
  10. 第一節 氷河と始源―はじまりの足跡
  11. 第二節 火山と共生―早すぎた成熟
  12. 第三節 稲穂と争乱―第三の弥生文化
  13. 第四節 墳墓と祭政―背反する握手
  14. 第五節 国家と祭政―囲われた都鄙
  15. 2の章 日向神話の考古学
  16. はじめに
  17. 第一節 檍原(阿波岐原)の考古学
  18. 第二節 高千穂の考古学
  19. 第三節 木花開耶姫の考古学
  20. 第四節 海幸と山幸の考古学
  21. 第五節 東征・西征の考古学
  22. 第六節 仁徳天皇と髪長媛の考古学
  23. 第七節 雄略天皇と眉輪王の考古学
  24. 第八節 「諸県君」の考古学
  25. 3の章 歴史を大地に望む
  26. 第一節 測量図は語る
  27. 第二節 最先端技術で読み解く
  28. 第三節 巨大古墳に眠る被葬者
  29. 語り継ぐ歴史 あとがきにかえて