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土呂久からアジアへ

広がる砒素汚染 深まるネットワーク

商品コード:009749

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みやざき文庫

アジア全域に広がる砒素汚染 宮崎県の山深き里・土呂久鉱毒の闘いに発し、 アジア人と展開してきたアジア砒素ネットワークの活動によりそい、 汚染のメカニズムを探って21世紀のアジアの課題に迫る。


著者について

上野 登(うえの のぼる)1926年 福岡県生まれ 1950年 九州大学経済学部卒。広島県立労働科学研究所 研究員1952年 宮崎大学学芸学部 助手1992年 宮崎大学教育学部定年退職 宮崎大学名誉教授。九州共立大学経済学部 教授1997年 同上 退職1968年 宮崎県山岳連盟会長(~84年辞任)1984年 「土呂久・松尾等の鉱毒被害者を守る会」代表(~92年辞任) 1997年 「アジア砒素ネットワーク(AAN)」代表 2002年 「綾の森を世界遺産にする会」会長著書「経済地理学への道標」「地誌学の原点」「現代人のための風土論」「人類史の原風土 正・続」「世界システムの経済地理」「変貌する世界像」「再生・照葉樹林回廊」 共著に「台風災害の理論と実態」ほか18冊 実態調査報告「国有林の地元利用状況調査」ほか49件

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著者上野登
シリーズみやざき文庫 42
書籍JANコード

4860612027

1920025020007

日本図書コード0025
発行日2006-11-04
よみとろくからあじあへ ひろがるひそおせんふかまるねっとわーく
初版
判型四六判
横幅*13.1cm
縦幅*18.6cm
背幅*2.4cm
重量*522g
(*)はおおよその値となります。
頁数360頁
製本様式並製
本体価格2,000円

目次

  1. はしがき
  2. 序章 土呂久からアジアへ
  3. 第一部 土呂久・松尾の闘い
  4. 一、岩戸小の土呂久告発
  5. 二、あわてた県、そして斡旋
  6. 三、土呂久の亜砒焼き、なんでか?
  7. 四、支援の輪に支えられて提訴
  8. 五、松尾鉱山労働者も提訴
  9. 六、県の姿勢を問う行政不服審査請求
  10. 七、景気をつけた松尾の勝訴
  11. 八、認定基準枠を広げた行政不服審査
  12. 九、土呂久裁判・和解までの軌跡
  13. 十、「命あるうちの救済」としての和解
  14. 第二部 土呂久からシャムタ村へ
  15. 一、アジア砒素ネットワークの発足と国際会議参加
  16. 二、シャムタ村の現状調査と研究
  17. 三、「緑の革命」とシャムタ村
  18. 第三部 バングラデシュと内モンゴル
  19. 一、バングラデシュ・プロジェクト
  20. 二、内モンゴルでの展開
  21. 三、砒素汚染のメカニズム
  22. 第四部 アジアに広がる砒素汚染・汚染地域のネットワーク化
  23. 一、アジアに広がる砒素汚染
  24. 二、ガンジス川流域の汚染状況
  25. 三、インドシナ半島の汚染状況
  26. 四、中国の隠れた実態
  27. 五、インダス川流域の実態
  28. 六、砒素汚染と農の交流
  29. 終章 アジアをつなぐ