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キヨ女一代記

商品コード:010470

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小説

《この女性は、主に古い時代に生きた一人であり、二十一世紀の現在からはずいぶん昔のことである。しかし、そこには人間として生きようとし、生きぬいた一人の女性の、真摯な人生があった。》(本書「まえがき」より)

働いて、働いて、働きつづけて、明治から大正・昭和、そして戦後へと激動を生き抜いた著者の母をモデルに描く小説。




三島守(みしま まもる)


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書籍JANコード

9784860617011

1920095013893

日本図書コード0095
発行日2018-07-30
よみきよじょいちだいき
初版
判型四六判
頁数256頁
製本様式並製
本体価格1,389円

目次

  1. まえがき
  2. 第一部 奉公時代
  3.  一、貧乏百姓の長女
  4.  二、子守奉公に出る
  5.  三、つづく不幸
  6.  四、悲喜こもごもの下女奉公
  7.  五、米良街道での恐怖体験
  8.  六、苦労のなかで成長
  9. 第二部 蕾開く
  10.  一、三島家に嫁ぐ
  11.  二、野菜売り・ゴザ売り
  12.  三、花の日々
  13.  四、鵜戸さん参り
  14.  五、鵜戸さん参りの帰り路
  15.  六、子宝にも恵まれる
  16. 第三部 百花繚乱
  17.  一、家を新築する
  18.  二、日の出の三島家
  19.  三、花開く三島家
  20.  四、長男、次男の独立
  21.  五、霧島温泉旅行
  22. 第四部 嵐
  23.  一、軍靴と夫の病気
  24.  二、夫の死
  25.  三、空 襲
  26. 第五部 復 興
  27.  一、家を再建
  28.  二、三たびの行商
  29. 第六部 遍路の旅
  30.  一、東京・京都への旅
  31.  二、限りあるいのち
  32. 参考文献
  33. 母キヨの一生に思う-あとがきに代えて-